六角形版ライフゲームを作ってみた

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ライフゲーム

ライフゲーム(Conway's Game of Life)はイギリスの数学者ジョン・ホートン・コンウェイ (John Horton Conway) が考案した生命の誕生、進化、淘汰などのプロセスを簡易的なモデルで再現したシミュレーションゲームです。(Wikipedia)
一般的に、ライフゲームは碁盤のようなフィールド上でセルをグリグリ動かして遊ぶのですが、あまり六角形上のマス目の上で動かすのは見たことがないので作ることにしました。
調べてみると、以下のような論文が見つかったので、これに従ってルールを決定。
http://ci.nii.ac.jp/naid/110006438064/
生存は1セルの周りに2~4、誕生は1セルの周りに2~3、死亡は1セルの周りに0~1,5~6です。

実際に動かす

jQuery 1.11.0、d3.js 3.4.6を使用

にわか的考察

セル・オートマトンの知識はまったくないので悪しからず。
たくさんのセルがある状態で動作させると、格子状の(一般的な)ライフゲームと比べて、 大きな六角形ブロックの集合に収束することが多いと思います。 この六角形の辺をなしているセルはルールにより絶対に内部のセルの影響を受けないので こうなるようです。

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ブリンカ?くるくるまわって可愛い

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最小の固定物体

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グライダーは残念ながら見つけられませんでした。
見つけたら教えてください。

まとめ

実際に遊んでみて、四角形版のライフゲームのほうが複雑で興味深い動きをするなぁというのが 第一印象です。なぜかはよくわからないです。
ルールを変えてみたり、更に多角形版を作ってみたりすると面白いと思います。